08月01日
日曜日

【Tactics-01】


 ワンヘスレポも終わったので、ネタ振りだけしておいた「Operation LAST DANCE」を始める
 頭の片隅にあった長編ネタを三つまとめて一つのネタにしているので、終わるのはいつになることやら
 できる事なら8月中に終わらせたい






 ワープ空間にて意識を失った私が再び目を覚ましたとき
 目の前に3人の少女たちがいた
 どうやら、私は彼女たちに救われたらしい

 ユウ「おっさん名前なんていうの?」
 提督「私はジェイd…いや、この名は止めよう
    かつて、「提督」と呼ばれていた、そう呼んでもらって構わない」
 わた「てーとく!」

 子供というものは、どうしてこうも馴れ馴れしいのだろうか
 初対面であるにもかかわらず、こちらの事を根掘り葉掘り聞いてくる…

 コトハ「でも、どうしてあんな所で倒れていたんですか?」
 提督「……よく覚えていない…気がついたら、ここにいた」

 私は本当のことを話さなかった
 かつて人間だった私が、このような醜い生命体に変えられ、故郷を追われたなど知れれば、彼女たちに恐怖を与えてしまう
 もう、恐れられたり、嫌われたりするのはまっぴらだ…


 しかし、いずれ私も心までバイドとなり、その破壊衝動に支配されるであろう
 そうなる前に、この場を去らねばならない
 目の前の小さな恩人たちを、傷つけぬ為にも……




 わた「てーとくー♪(ぎゅー」

 私は、もう少しだけここにいたいと考えてしまった
 それが、悪夢の始まりであるとも知らずに……





08月05日
木曜日

【Tactics-02】


 翌朝―――


 わた「おあよー、てーとくー」

 聞き覚えのある声、見覚えのある姿
 しかシ、なニも思い出せナい
 アレワ…敵ナノカ……
 ワタシニジユヲムケルナラバ
 コロサナケレバ


 振り返るコンバイラの前方に禍々しい光が渦を巻く
 その刹那「報復者」の名を持つコンバイラの艦首砲、フラガラッハ砲が火を吹いた
 オレンジ色に輝く二重螺旋状の光線がわたを狙う……




 「「ワープ進化!!」」

 フォースユニットを盾に、横からユウが飛び込む。
 かろうじて報復の剣を交わすが、その威力にフォースユニットは盾としての役割を果たすこと無く蒸発した。

 ユウ「わた!大丈夫!?」
 わた「おねーちゃ…ふぇぇぇ………」
 妹の無事を知り、胸をなで下ろす。もし、もう少し遅かったら…そう考えただけでもゾッとする。

 コトハ「フォースが破壊されるなんて…」
 ユウ「とんでもない相手と戦う事になりそう…」

 そう、提督へと視線を移す二人。
 その目に映る光景は、正しく悪夢と呼ぶに相応しいものであった…



 私は…何をしているのだろう…
 もはや何も考えられない
 全身が軋む音を聞きながら、私は自らは決して望まない進化を遂げてしまった



 コトハ「なに…あれ…」
 ユウ「あんな…デカイの相手に出来るわけないじゃん……」

 彼女たちの眼前に広がる光景。何かが爆ぜる音を撒き散らしながら膨張していくコンバイラの身体。周囲の次元を歪め、物質を喰らい、うめき声を上げるかのように…
 やがて、「それ」は巨大な球を形成した。全身にミサイルの発射口や砲塔を携えた、まるで惑星のような姿。脈打ちながら、なおも膨張を続ける。
 『コンバイラ・リリル』かつて英雄と呼ばれた者の成れの果て。




 こんな感じに痛々しいのがしばらくつづくよ!


[拍手レス]
 どうも、此方からの方がオープンに出来るのでコメントさせて頂きます
 え〜……色んな方々のWFレポを拝見しました。……本当にあの方はけだえもんさんですか?新手のネイティブかドーパントじゃないですか?会った時はとても好青年のイメージだったんですが……
 byΩ

 あれがほんしょうです
 よろしければ神姫同伴でオフ会へ!
 剥製にして置いておけばイケメンなのになぁ…





08月08日
日曜日

とある奇術の


 奇術
 それは、魔術にも科学にも属さない第三の力
 使いこなせば、最強の力を得ることが出来る

 今日、ここで一つ奇術の力をお見せしよう
 聞いたことがある方もいるかもしれない
 縦縞模様の布を、一瞬で横縞模様に変えるという奇術を…






 と、いうことでユキさん!
 破いてしまったぱんちゅの代わりを作ったよ!
 ユキ「お、オーナー…そう言うのをあんまり大声で…」
 いつまでものーぱんではスースーするでしょうに
 僕はむしろウェルカムですが
 ユキ「もう…」

 [しばらくおまちください]

 履きましたかね?
 ユキ「履きましたよ」
 では





 せいっ!
 ユキ「………は?」
 では、ストラよ
 このぱんちゅの模様をよく覚えてくれ
 ストラ「覚えるも何も普通の縞パンじゃないの」



 ユキ「い、いいいいいきなにするんですか!」
 まぁまぁ、ちょっと手品をですね

 ではここでお前の罪を…じゃなくて3つ数えます
 1、2、3



 そぉい!!
 ユキ「きゃぁ!!またですか!?」
 ストラ「あんたらイチャつきたいだけならよそd……うn?」
 ユキ「…あれ?」



 ユキ「オーナー!これどういう事ですか!?
    何をやったんですか!?」
 はーっはっはっはっはっは
 それより自分でスカートたくし上げとか
 ユキはえっちな子ですね!さそってるのかなー?
 ユキ「ひあっ…ち、違います!そういうのじゃ…」

 ストラ「これが前東京行ったときに聞いた『有尾目マジック』ってやつか…」



 子供たちが夏休みの大冒険を繰り広げている裏で
 何気ない日常が繰り広げられている



[拍手レス]
 オフ会は是非とも参加してみたいですね
 出来るなら手持ちの神姫5人と自分のアバターを連れて行きたいです
 確かに「黙っていればカッコいい」方ですね(笑)
 後、自分の親友にアーンヴァルトランシェ2をプレゼントしたところ、見事に紳士になりました。ちっ!アーンヴァルは化け物か!!
 byΩ

 ぜひぜひ

 けだえは黙ってるだけじゃダメです
 もう「動いたらアウト」のレベルなんですよ

 化物とは失礼な
 天使ですよ天使
 そしてユキは僕だけの天使なんですよ!


 >剥製にして置いておけばイケメンなのになぁ…
 サンちゃんのデレが解禁したぞー!けだえー!

 解禁してないよ!永久に封印だよ!そもそも封印されるものすら無いよ!
 よぶなー!!





08月13日
金曜日

【Tactics-03】


 わた「ふぇ…てーとく…
    ぐすっ…ふえぇぇん!」
 変わり果てた友の姿に、涙を流しながら呼びかける
 しかし、その声が届くことは無く、コンバイラはその銃口を彼女たちに向けた。
 銃口からまるで艦載機のように溢れ出す多量の飛翔体。小型バイドを射出する攻撃装置「ファットミサイル」、要塞型バイドのスタンダードな武装の一つである。

 ユウ「わた!危ない」
 とっさに、わたを庇うようにミサイルの前へと飛び出す二人。迎撃の為に武器を振るうが、その数と迎撃時の爆風に巻き込まれる。
 周囲を、轟音と黒煙が覆った。




 ユウ「はぁ…はぁ……」
 コトハ「ひどく、やられちゃったね…」
 わた「おねー…ちゃ……」


ユウ「大丈夫…
   お姉ちゃんが、何とかしてあげるから…」
コトハ「ユウ!無理しちゃダメだよ!」




 ユウ「ねえ、コトハ…
    ちょっとだけ背中支えててくれるかな」
 コトハ「え…?」
 ユウ「やるよ…『究極互換』」

 究極互換…R’s museumに直結し、すべてのRの力を手に出来る力。
 しかし、Rのすべてを知ると言う事はよりバイドに近づくと言う事…


 コトハ「ダメ!危険過ぎる!」
 ユウ「そんなのわかってる!
    でも、今やらなきゃいけないんだ
    わたを泣かしたあいつをぶん殴って、こっちに連れ戻さなきゃ」
 コトハ「ユウ…」
 ユウ「ふたりでなら…きっと出来る…」
 コトハ「……わかった」


 ユウ「わた、ちょっと行ってくるから、ここで大人しく待っていてね」
 わた「ぁぅ……」
 ユウ「返事は?」
 わた「…あい」



 並び立ち、コンバイラ・リリルへと向きあう二人
 コトハ「じゃあ、行くよ?」
 ユウ「うん…」
 強く手を繋ぎ、叫んだ



 「「ラスト・ダンス!」」

 今、パンドラの箱が…開かれた



[拍手レス]
 それでは是非参加させていただきます。オフ会って何か登録か何か必要でしたっけ?
 動いてもダメとは……相当すごいですね……
 化け物は失言でした。まぁ、ユキさんは差し詰め女神様ですね
 そういえばデジモンフィギュアシリーズ第1弾発表されましたね。ウォーグレイモンだったとは…とりあえずデジモンフィギュアとオールベルン、ジールベルンを買うのは国民の義務だ
 byΩ

 登録等は必要無しですよー
 詳しくはけだえのブログにて

 でも実際のところ、ユキはやきもち妬いたりとかデートではしゃいだりとか
 ごくごく普通のおんなのこなんですよ
 でもそこがまたかわいくて(以下省略


 呼んだ?(ガラッ
 (バタン


 神姫紹介がツボでした。いつか自分もHPでも絵でも何でも描いてみたいなぁ
 ありがとうございます
 神姫とキャッキャウフフ楽しいよね!





08月15日
日曜日

おはよう


 ユキ「オーナー、朝ですよ
    起きてください」

 いつものように、ユキの声で目を覚ます
 携帯のタイマーをかけてはいるが、それがなるよりも早く彼女が起こしてくれる




 ユキ「おはようございます
    早くベッドから出ないと、また寝ちゃいますよ」

 時間は朝の5時
 どんなに早く出る日でも、僕よりも先に起きて、きっちり時間通りに起こしてくれる

 ねえユキ
 ユキ「どうかされましたか?」
 色々と大変だろうし、無理に僕より早く起きなくてもいいんだよ?
 ユキ「何言ってるんですか
    オーナーは、私が起こさなきゃ目覚まし止めてまた寝ちゃうじゃないですか」
 否定出来ないなー
 ユキ「それに…」
 それに?
 ユキ「例え半日でも、オーナーと一緒に居られない時間があるのは…凄く寂しいんです」
 ユキ……
 ユキ「自分勝手な考えかもしれませんけど
    こうやってオーナーを起こしてあげれば
    チョットでも一緒に入られる時間を増やせるんです
    だから…」
 ああんもうなんでお前はそんなに健気なんだよぅ!




 ユキ「きゃっ…
    ちょっと…オーナー…んっ…………」

 これがあるからまだまだがんばれる



[拍手レス]
 それでは来年のWSにてイレギュラーがなければ参加させて頂きます
 のろけはそこで聞こう
 byΩ

 けだえには気をつけるのよー
 もし会えたらよろしくです


 ラストダンス初回から拝見してます(・∀・)いよいよクライマックスですね〜(^0^)更新乙です!
 といいますか、シリアスも上手いっすね…
 あおちり

 ありがとうございます
 向こうにはなかなか顔を出し忘れてしまって申し訳ないです
 コンバイラ・リリルは現物がないので、どうしても文章メインになってしまって…
 またその文章が拙いのが…

 提督を救ったあとに写真メインの後半戦があるのですが、それはまた別のおはなし





08月22日
月曜日

【Tactics-04】



 古都のバインドクイーン「てのひらサイズの同居人」ののなめさんがコミケでお使いを引き受けてくれました
 HENTAIの描いた神姫本ゲットできたヨ!
 imgで断片的な部分しか見てなかったから、少年誌エロス的な本かとおもったらなにこの切ないお話!


 あとのなめ画伯謹製のイラストも付いてた!
 ユキのおっぱい!ぎりぎり!!

 とにもかくにも、ありがとうございました!






 ラスト・ダンサー
 究極互換の力を秘めた者
 ユウの身体を依代に、R’s museumに直結した異相次元戦闘システムの行末

 ユウ(さあ、踊りましょう)
 コトハ(無理は禁物だからね)



 目の前の敵を殲滅せんと、コンバイラリリルが再びファットミサイルを射出する。



 [Strider]
 射出され展開した黄金色の構造体が壁となり、ミサイルが次々と爆発していく。
 ユウ(そんな攻撃、届かない!)

 ミサイルを防がれたコンバイラリリル、しかし怯むこと無く次の攻撃の動作へと移る。
 球体状の身体の下部に大きく突き出た突起、フラガラッハ砲Vへとチャージを開始する。

 コトハ(ユウ!)

 [Eclipse]
 ユウ(一気に近づいて…)
 急激に加速し、コンバイラリリルとの距離を詰め
 ユウ(うおりゃぁぁぁぁぁぁ!)
 右腕を叩きつける
 コンバイラリリルの艦首砲が、根元からへし折れた

 ユウ(このまま一気に…!)
 Eclipseの加速能力を維持したまま、その場で急制動
 コンバイラリリルの頭頂目指し、垂直に駆け上った
 ファットミサイルや、レーザーすらも回避しながら



 ユウ(見つけた!)
 弾幕をすり抜け、コンバイラリリル上空へと躍り出る。
 見下ろした先には、青く輝くコアのようなものがあった。


 ユウ(一撃で決める!)

 [Hakusan]

 右手を大きく後ろへ引き、コア目がけて加速する。

 ユウ(うおおおおおおおおおお!!!!!!!)

 コアが迎撃を開始するよりも早くユウの右手が、コアを捉えた
 直後大量の火薬の爆ぜる音と共に、鋼鉄の杭が「彼」を穿った




 次回から写真増量予定
 これ8月中はムリダナ





08月23日
月曜日

神姫バス!


 Operation LAST DANCEは8月中には終わらんねこれ
 普通に日常更新を合間に混ぜてるけど
 事件自体は既に終わっているという方向性で見ていってくだち





 コトハ「あわあわ〜♪」
 ご機嫌だなー
 コトハ「だって、パパがちゃんと約束守ってくれたもん」
 約束…ね…

 ストラ「コトハ、遊んでないでちゃんと身体洗いなさいよ」
 コトハ「はーい」





 ………
 ストラ「ん…何よ?
     あんまりジロジロ見ないで
     流石に恥ずかしいんだから…」
 ご、ごめん……


 コトハの「パパとママの三人でお風呂に入りたい」というおねだりされた
 血は繋がっていないとはいえ、大切な娘のお願いを断る事も出来ず…
 周囲からの妙な誤解にもめげず僕頑張った!頑張ったよ!!





 ストラ「まぁ、たまにはこう言うのもあり…かな」
 コトハ「えへへー」

 ストラとやましいことは一切ありません
 一切ありません
 大事なことなのでry


 ストラ「もし…ユキより先にマスターと出会ってたら……」
 …?何かいいましたか?
 ストラ「…何でもない
     こっち見るな」



[拍手レス]
 白山と聞いて石川県民の僕が飛んできました
 バイドが出たぞー!(波動砲をチャージしつつ





08月24日
火曜日

【Tactics-05】



 私は琥珀色の空間にいた
 これは現実なのか?
 この問に答えられる者はいない
 懐かしさすら感じる心地良い空間

 私はどれだけ眠っていただろうか。
 身体中が軋み、ひどく眠い。
 ふと、耳に懐かしい声が響いた。

 ⇒目を開ける



 わた「てーとく…」

 提督「どうやら…また君たちに救われたようだな…」


 ユウ(よかった・・・
    提督、無事なんだね・・・)
 コトハ(お疲れさま)



 ユウ(さて、早いとこ変身を解除・・・!?)
 コトハ(?・・・ユウ?)

 心を「何か」に撫で回される感覚。頭に直接流れ込んでくる「何か」

 質量を持つ物質でありながら、波動としての性質も併せ持ち、時に精神すらも蝕む―――



 ユウ(あああああああああ!!!!!!)

 コトハ(バイド係数が上がりすぎてる・・・ユウ!しっかりして!!)

 パートナーの必死の呼びかけも、もう彼女には聞こえない。
 人工の生ける悪魔、破壊衝動の塊、「彼女」の身体も、心もそれに侵蝕された。
 やがて、融合したコトハにもその魔の手が迫る

 コトハ(ユウ!このままじゃ戻れなく・・・!?
    うそ・・・こっちにまで・・
    だめ・・・意識が・・・・・・)


 バイドとは、人類が生み出した悪夢
 覚めることのない悪夢
 …バイドとは…





モドル