壮絶な戦いの末、両チーム共にラストワンとなった





 コトハ「はぁ…はぁ…お互いラストワン、そして相手はもうスタンドしてる…」
 レオネス「いわゆる絶体絶命ってやつだな」
 パンツァー「残された道はクリティカルか、バトルを挑むかじゃな」
 コトハ「クリティカルかぁ…練習でも一度も成功なかったんだよなぁ…」
 レオネス「バトルを挑むにしても相手のゲート
      おまけに一枚だけとはいえアビリティを隠してるときたもんだ
      そしてダメ押しするかのごとく、コトハの体力もいっぱいいっぱいだな…」
 コトハ「まだ…大丈夫だよ…」
 レオネス「ここまで本気のバトルは初めてだからなぁ…
      あんま無茶はすんなよ…」




 コトハ「こっちのアビリティは二枚……!」
     …ドラガオン…おねがい」
 レオネス「おいおい、俺達の中じゃドラガオンが一番パワーが低い
      バトルを仕掛けるなら…」
 パンツァー「コトハ…何か策があるんじゃな?」
 コトハ「……(コクッ」



 ドラガオン「…この勝負、お前に預けるぞ」
 コトハ「!………うん!!」







 コトハ「(落ち着けコトハ…相手が誘いに乗ってくれれば…これで決められる)はっ!!」



 ドラガオン「ポップアウト!焔ドラガオン!!」





 [ゲートカード、オープン]
 レオネス「同じ炎属性、ゲートカードによるバトルへの影響は無し…
      完全に真っ向からの力比べだな」

 焔ドラガオン(540+120=660)
 砲キャノン(590+120=710)

 コトハ「このままじゃ負けだけど…」





 コトハ「アビリティ発動!!『プロミネンス・ナックル』!」
 【プロミネンス・ナックル:火属性焔ドラガオン専用 自分のパワーレベルを相手のパワーレベルと同じにする】

   焔ドラガオン(590+120=710)
 砲キャノン(590+120=710)

 レオネス「でも引き分け止まりだ…
      これ以上バトルを引き伸ばすとまずいぞ…」
 コトハ「(お願い………)」



 [アビリティ発動 『結束する火焔』]
 【結束する火焔:3体全てが火属性の場合、+300を得る】

 焔ドラガオン(590+120=710)
 砲キャノン(590+120+300=1010)

 レオネス「あちゃぁ…厄介なモン隠してやがったなぁ」
 コトハ「かかった!!」
 ドラガオン「コトハ!!」




 コトハ「アビリティ発動!『サバイバル・シールド』!」
 【サバイバル・シールド:相手のアビリティを無効化し、+200を得る】

 焔ドラガオン(590+120+200=910)
 砲キャノン(590+120=710)

 パンツァー「相手の切り札をあぶり出して無効化…読みには勝てたのう」





 ドラガオン「うおおおおおおおおお!!!!!!!!!!」







 コトハ「や…やった……(ぺたん」



 つづく!